製図用シャープペンは図面や細かい線を書きやすいように設計され、製図用途で使うことを目的に作られたプロ仕様のシャープペンです。
現在では機能性の高さと細身でスタイリッシュなデザインから普段使いのシャープペンとしても幅広く使われており、非常に高い人気があります。
今回は文房具マニアの私がぜひおすすめしたい製図用シャープペンを5本紹介します。
おすすめ製図用シャープペンベスト5
1.PILOT|S20
優しい木の手触りが魅力
軸が木製となっており木のやわしい手触りを感じられるシャープペンです。それぞれ木目が違うので世界で一本だけのシャープペンを持つことができます。
木のざらつき感とグリップ部のくべれが優美にしっかりとフィットします。また低重心設計なので書き心地の安定感は抜群です。
口金やクリップなどの金属パーツはすべて艶消し加工されており高級感ある落ち着いた外観となっています。
木製ということで経年変化を楽しめるのもポイント。使い込むと艶が出てきて最初の頃とは違った味わいを楽しめます。
一本のペンを長く使っていきたい人、木の手触りが好きな人におすすめしたいシャープペンです。
2. ぺんてる|グラフ1000 フォープロ
使う人を第一に考えた設計
グラフ1000 フォープロは1986年に発売されて以来、多くの人々に使われてきたロングセラー商品です。
不用意な光の反射を防ぐマットブラック塗装、滑りにくく繊細な握り心地のグリップ、ペン先周辺が見やすいステップヘッド状の口金、口金が緩んでも安定して芯を出せる機構など、精密性と使いやすさを追求したプロ仕様のシャープペンです。
芯径は5種類が用意されており、使用用途や好みに合わせて芯の太さを選ぶことができます。
アマゾンでは1,000円以下で購入できるなどコストパフォーマンスにも優れている点も魅力的です。
万人におすすめできるシャープペンで、迷ったらグラフ1000 フォープロを選んでおけば間違いなしです。
3. ステッドラー日本|ステッドラー 製図用シャープペンシル 925 35
フルメタルボディの正統派製図用シャープペン
全身フルメタルボディ、4mmのガイドパイプ、硬度表示窓、金属製のローレットグリップなど製図用シャープペンとしては正統派のデザインです。
フルメタルボディながら重さは18gとあまり重くなく、低重心設計で書き心地は見た目以上になめらかです。
フルメタルボディが好きな人、クセの無い書き心地を求めている人におすすめです。
4. PILOT|S3
とにかく安い!でも機能性も十分
S3の魅力は300円という低価格で購入できる点です。「シャープペンにそこまでお金をかけたくない」という方でも気軽に買うことができます。
価格は安くても機能性は十分です。4mmのガイドパイプでペン先の周りが見やすく、軽いので取り回しが良いのもポイントです。
ノックボタンやクリップなどのパーツは使っていてカタカタと音が鳴らないので筆記に集中できます。
ペン先のブレは全くなく、狙った位置に正確にペンを動かすことができます。書き心地は1,000円以上のシャープペンにも全く劣りません。
安くて書きやすいシャープペンを求めている人におすすめです。
5. ロットリング|メカニカルペンシル600
書く楽しさを味わえるスタイリッシュなシャープペン
ロットリング600は真鍮性のフルメタルボディとなっており、そのスタイリッシュなツートンカラーの見た目がとにかくかっこいいです。
重さは22gと重いですが低重心設計となっているのでペン先に重さが集まり、コツコツとした書き心地で使っていてとても楽しいです
グリップにはギザギザのローレット加工がされていて、指にしっかりと吸い付いてくれます。
楽しい書き味、重量感あるシャープペンが好きという方におすすめです。