今回紹介するのはパイロットのボールペン「アクロ1000」
粘度が一般的な油性インクの1/5であるアクロインキは、水性に近いサラサラとした書き心地と、発色のよさが魅力です。
また、1000円というお手頃な価格にもかかわらず、スリムなボディとマット塗装で仕上げらたデザインには高級感があります。
少し良いボールペンが欲しいという方におすすめしたいボールペンとなっています。
さっそくレビューしていきます。
製品情報
製品名 | アクロ1000 |
メーカー | パイロット |
販売価格 | 1,100円(税込) |
軸のカラー | 全18色 |
長さ | 14.3cm |
重さ | 17g |
最大径 | 9.8mm |
芯径 | 0.3mm(激細) 0.5mm(極細) 0.7mm(細字) |
替芯 | BRFV-10EF |
インクの種類 | 油性 |
公式HP | アクロ1000 | 製品情報 | PILOT |
アクロ1000をレビュー
マット塗装とスリムなボディ
アクロ1000の外観からはスリムで引き締まった印象を受けます。
軸の最大径は9.8mmと少し細身です。
金属のグリップ部分はマット塗装で仕上げられており、細身の軸とよくマッチしています。
シルバーの繋ぎ目から上の部分はプラスチック製となっていますが、安っぽさを感じさせない質感です。
軸の中央付近にはロゴが入っています。あまり主張が強すぎず、デザインの良いアクセントになっています。
油性とは思えない滑らかさ
アクロインキは初めて使いましたが、その油性とは思えない滑らかな書き味にとても驚きました。
まるで水性やジェルインクを使っているかのようです。
パイロットの説明によると、アクロインキは一般的な油性インクの1/5の粘度にすることで、水性に近いサラサラな書き味を実現しているとのこと。
もちろん油性インクなので、水に強く、インクの乾きも早い。
指で擦ってもにじむことはありませんでした。
水性インクのような滑らかさと、油性インクの強みを兼ね備えています。
発色が良い
油性インクでよくデメリットとしてあげられるのが発色の悪さ。
その点アクロ1000の発色は非常に良いです。
アクロインキは粘度が低くインクがペン先に多く供給されるため、一般的な油性ボールペンよりも濃く書けます。
ジェルインクを使用しているサラサグランドと比べてみても、発色の差はあまり感じられません。
低重心でちょうどいい重さ
アクロ1000はグリップが金属となっているので重心の位置が低くなっています。
ペンの重さに振り回されるがなく、非常に安定した書き心地です。
17gの重さは低重心のボディと非常に相性が良く、重すぎないので使用シーンを選びません。
いろいろな場面でオールラウンドに活躍してくれることでしょう。
握りやすさ
繋ぎ目からペン先にかけて太くなっているグリップの形状が指にしっかりと引っかかります。
また、マットブラック塗装は金属のツルツルとした質感を消しており、使っていて指が滑ることはありません。
一見すると滑り止め加工はが何も無く、滑りやすそうなただの金属グリップに見えますが、グリップ力は十分です。
まとめ:滑らかな書き味が魅力的
アクロ1000を実際に使ってみると、その滑らかな書き味にきっと驚くと思います。
滑らかな油性ボールペンといえばジェットストリームが有名ですが、アクロ1000はそれに全く劣っていません。
またジェットストリームの同じ1000円台のモデルとして「ジェットストリーム エッジ」がありますが、デザインはアクロ1000の方が癖がなく圧倒的に優れているのではないかと思います。
デザイン性と書きやすさを備えたアクロ1000。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか?